こんにちは、ぶぅちゃんです。
英語学習において、適切な参考書選びは非常に重要です。
今回は、中学英語の基礎を効率的に学べる「改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」をレビューします。
この本は、中学生はもちろん、英語の基礎からやり直したい大人の方にもおすすめです。
英語学習に苦手意識がある方や、効率的に基礎を固めたい方にとって、心強い味方になるでしょう。
本記事は2024年6月23日時点での情報を基に執筆しています。
最新の情報は出版社の公式サイト等をご確認ください。
基本情報
書籍名 | 改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本 |
著者 | 濵﨑 潤之輔 |
出版社 | かんき出版 |
発売日 | 2020年12月9日 |
ページ数 | 160 P |
価格 | 1,320円(税込 |
音声DL / CD | 有 |
アプリ | – |
電子書籍 | Kindle / 楽天Kobo |
音声ダウンロードつきなので、
「聞く」「読む」「話す」「書く」の4つの英語力を伸ばせます。
読者の皆さまからの熱い要望にお応えして、例文の英語+日本語訳の音声を大幅ボリュームアップ!
TOEIC L&Rテスト満点を70回以上取得している濵﨑先生が教えるトレーニング方法を、是非試してみてください!
かんき出版
『改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』の特徴と構成
著者の専門性や信頼性について
著者の濵﨑潤之輔先生は、TOEIC L&Rテストで990点満点を80回以上取得した英語のエキスパートです。
大手学習塾での指導経験や、現在は大学講師や企業研修講師として活躍されています。
英語学習の本質を理解し、効果的な学習法を提案できる信頼性の高い著者といえるでしょう。
本書の特徴
本書は、中学英語の全範囲を網羅しており、シンプルな例文と分かりやすい解説が特徴です。
イラストを用いた視覚的な理解サポートも充実しており、学習者の理解を助けます。
さらに、音声ダウンロード機能が付いているため、4技能をバランスよく伸ばすことができます。
各項目には「ここが大切!」というポイントが掲載されており、重要な箇所を見逃さず学習できるようになっています。
また、最低限必要な文法用語をしっかり解説しているため、英語の基礎知識も身につきます。
基礎から応用まで段階的に学習できる構成になっているので、着実に英語力を向上させることができるでしょう。
章立てや構成の説明
本書は全19のPartで構成されており、be動詞から始まり、仮定法まで中学英語の文法項目を網羅しています。
見開き2ページで1レッスンとなっており、コンパクトにまとめられています。
レッスンの後には4技能トレーニングと各レッスンのポイントまとめがあり、学習した内容を定着させる工夫がなされています。
『改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』の効果的な使い方
学習のポイントやコツ
効果的に本書を活用するためには、いくつかのポイントがあります。
まず、各レッスンの「ここが大切!」を意識して学習を進めていきましょう。
例文をしっかり音読し、耳と口で英語を感じることで、より深い理解につながります。
また、4技能トレーニングを活用し、バランスよく学習することで、総合的な英語力を伸ばすことができます。
ポイントまとめを定期的に復習することで、学んだ知識を確実に定着させることができます。
他の学習方法や参考書との組み合わせ方
本書は基礎固めに最適ですが、より多くの練習問題に取り組みたい場合は、同シリーズの「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集」との併用がおすすめです。
また、リスニング力を強化したい場合は、別途リスニング教材を活用するとよいでしょう。
学習計画の立て方や目安
効率的に学習を進めるためには、計画的に取り組むことが大切です。
1日1レッスンのペースで進めると、約20日で1周完了することができます。
1周目は理解を中心に、2周目は定着を意識して学習するとよいでしょう。
4技能トレーニングは毎日10分程度取り組むことで、継続的な学習習慣が身につきます。
さらに、月に1回程度、全体の復習を行うことで、学習内容を長期的に定着させることができるでしょう。
『改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』の評価
網羅性
英語文法項目が漏れなく網羅されているか、重要ポイントが過不足なく押さえられているか、そして英語の基礎を固めるのに十分な内容かという点を評価基準として、本書を評価しました。
本書は中学校3年間の英語文法を網羅しており、新学習指導要領にも対応しています。
基礎から応用まで段階的に学習できる構成になっているため、英語の基礎を固めるのに十分な内容といえます。
ただし、応用的な文法にはあまり触れていないため、別途問題集やより詳細な参考書を利用することを視野に入れるといいでしょう。
わかりやすさ
解説に視覚的な工夫(マンガ、イラスト、図表など)が用いられているか、文章表現が平易で初学者にも理解しやすいか、全体的なレイアウトが見やすく学習しやすいかという点を評価基準として、本書のわかりやすさを評価しました。
本書は見開き2ページで1レッスンという構成で、コンパクトにまとめられています。
重要な部分は赤字で強調されており、視覚的に理解しやすくなっています。
また、シンプルな例文と分かりやすい解説で、初学者でも理解しやすい工夫がされています。
ただし、イラストは少なめなので、視覚的に英語のイメージを使い見たい方にとっては物足りなさを感じる可能性があります。
問題の質と量
練習問題や応用問題の量が十分か、問題の難易度やバリエーションは適切か、そして知識の定着や応用力の養成に効果的な問題かという点を評価基準として、本書の問題の質と量を評価しました。
本書のレッスン後の練習問題は穴埋めが数問程度と少なめです。
4技能トレーニングが各レッスンに用意されていますが、問題の量としては十分とは言えません。
ただし、別冊の問題集が用意されているので、併用することで十分な練習量を確保できます。
問題の質自体は適切で、基礎的な内容を確認するのに適しています。
総合評価
項目 | 評価 |
---|---|
網羅性 | |
わかりやすさ | |
問題の質と量 | |
総合評価 |
『改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』は、中学英語の基礎をしっかり学びたい方におすすめの一冊です。
網羅性と分かりやすさが特に優れており、英語学習の強い味方となるでしょう。
本書のおすすめポイントとしては、中学英語の全範囲を網羅していながら、分かりやすい解説と例文が充実していることです。
音声ダウンロードにも対応しており、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を伸ばせることができます。
一冊で英語力を総合的に向上させることができる点が非常に優秀だと感じました。
一方で、注意点としては、練習問題の量が少ないため、別冊問題集との併用がおすすめです。
また応用的な内容が少ないため、より高度な学習には別の教材が必要になる可能性があります。
この本は、中学生はもちろん、英語の基礎からやり直したい大人の方にも適しています。
特に英語に苦手意識がある方や、効率的に基礎を固めたい方にとって、非常に役立つ教材となるでしょう。
英語学習は一朝一夕にはいきませんが、適切な教材と継続的な努力があれば、必ず上達します。
この『改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を活用して、着実に英語力を伸ばしていってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。