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『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』レビュー|中学英語の総復習におすすめ

こんにちは、ぶぅちゃんです!

英語学習において、自分に合った参考書を選ぶことはとても大切です。
中でも、中学英語の復習をするための参考書選びは、英語の基礎を固める上で重要なポイントになります。

そこで今回は、中学英語の総復習におすすめの参考書である『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』を詳しくレビューしていきます。

この参考書の効果的な使い方や特徴を知ることで、みなさんの参考書選びの参考になれば幸いです。

目次

基本情報

書籍名中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版
著者山田 暢彦
出版社学研プラス
発売日2022/03/10
ページ数328 P
価格2530円(税込)
音声DL / CD音声DL可能 / CD2枚付属
アプリ
電子書籍Kindle / 楽天Kobo

【中学3年分の全文法を1冊で総復習できる】
中学生向け参考書3冊の内容を,コンパクトサイズの1冊にまとめました。この1冊で,中学で学習するすべての文法項目を網羅しています。難しい用語を避けた解説とフルカラーのイラストで,超基礎からやさしく学べます。やさしい練習問題をたくさん解くことで,英語で文を組み立てる力が自然に身につきます。

学研出版サイト

『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』の特徴と構成

著者の専門性と信頼性

本書の著者である山田暢彦先生は、参考書の執筆や英語教育に長年携わっている英語教育のスペシャリストです。
『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』シリーズの原著者でもあり、本書はその改訂版となっています。

山田先生の豊富な経験と知見が詰まった参考書であることは間違いありません。

参考書の特徴

本書の大きな特徴は以下の3点です。

  • 中学3年分の英文法を1冊で網羅
  • わかりやすい解説と丁寧な構成
  • 大人向けに最適化された内容

まず、本書は中学英語の文法項目を1冊ですべて復習できるようになっています。
また、難しい用語を避けたわかりやすい解説や図表、イラストが豊富に使われており、理解が深まる工夫が随所に見られます。

加えて、中学生向けの『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』シリーズを、大人向けに再構成した改訂版であるのも大きな特徴です。
復習用の参考書として最適化されているため、社会人の方にもおすすめできます。

章立てと構成

本書は全12章で構成されており、見開き1ページで1つの項目が完結するレイアウトになっています。
左ページに解説、右ページに練習問題を配置することで、学んだ内容をすぐに定着させることができる点は非常に優れています。

また、巻末には「チャレンジ問題」が用意されており、実践的な英作問題にも取り組めます。

『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』の効果的な使い方

学習のポイントとコツ

本書を効果的に使うためのポイントは、以下の3つです。

  • 1日1項目、時間を決めて取り組む
  • 音声CDを活用して、リスニング力も同時に鍛える
  • 文法の定着を重視し、例文を暗記する

まずは、1日1項目ずつ、決まった時間に取り組むことが大切です。
短時間でも毎日コツコツと積み重ねることで、着実に力をつけていくことができます。

また、付属の音声CDを使って、リスニング力も同時に鍛えましょう。
文法問題だけでなく、聞き取りの練習も欠かさず行うことが上達への近道です。

そして、文法の定着には例文の暗記が欠かせません。
重要な例文を選んで繰り返し書き、口に出して読むことで、英語の基本的な表現が自然と身につきます。

他の学習法や参考書との組み合わせ

本書は、中学英語の文法を1冊で総復習できる優れた参考書ですが、実践的な英語力を身につけるためには、他の学習法や参考書と組み合わせることをおすすめします。

例えば、リーディング力を鍛えるための多読用の教材や、ライティング力を伸ばすための英作文の問題集などを併用することで、バランスの取れた英語力を効率的に身につけることができるでしょう。

学習計画の目安

本書を使った学習計画の目安としては、1日1項目、週5日のペースで取り組むのがおすすめです。
1週間で5項目をしっかりと復習し、定着させることを目標に、コツコツと進めていきましょう。

全12章あるので、この目安で進めれば約3ヶ月で1周することができます。
復習にも十分な内容量なので、何周か繰り返して取り組むとより効果的です。

『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』の評価

網羅性

中学の英語文法項目が漏れなく網羅されているか、重要ポイントが過不足なく押さえられているか、そして英語の基礎を固めるのに十分な内容かという点を評価基準として、本書を評価しました。

その結果、本書は中学3年間で学ぶ全ての英文法項目を漏れなくカバーしており、重要ポイントも過不足なく押さえられていると言えます。
英語の基礎を固めるための総復習教材として、十分な内容が備わっているでしょう。

わかりやすさ

解説に視覚的な工夫(マンガ、イラスト、図表など)が用いられているか、文章表現が平易で初学者にも理解しやすいか、全体的なレイアウトが見やすく学習しやすいかという点を評価基準として、本書のわかりやすさを評価しました。

その結果、本書ではマンガやイラストを使った視覚的な解説、平易な日本語での説明、見やすいレイアウトなど、初学者にもわかりやすい工夫が随所に凝らされていると言えます。
文法用語も必要最小限に留められ、どなたでもスムーズに理解を進められるはずです。

問題の質と量

練習問題や応用問題の量が十分か、問題の難易度やバリエーションは適切か、そして知識の定着や応用力の養成に効果的な問題かという点を評価基準として、本書の問題の質と量を評価しました。

その結果、各項目ごとに基本問題から応用問題までが豊富に用意されており、知識の定着を図る練習には事欠かないと言えます。
ただし、リスニングやリーディングのような実践的な力を直接養成するには、少し物足りなさを感じるかもしれません。

総合評価

項目評価
網羅性
わかりやすさ
問題の質と量
総合評価

網羅性、わかりやすさ、問題の質と量を総合的に判断すると、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』は、中学英語の復習に最適な参考書だと言えます。
英語の基礎固めを目的とした総復習教材として、非常に優れた1冊でしょう。

今回レビューした『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』の特徴をまとめると、以下のようになります。

  • 中学3年分の英語文法を、コンパクトにまとめた総復習教材
  • マンガやイラスト満載の丁寧な解説で、わかりやすさ抜群
  • 大人向けに再編集された改訂版で、社会人にもおすすめ

ただし、実践的な英語力を鍛えるためには、他の参考書や学習法と組み合わせることが大切です。

短時間でもコツコツと積み重ねることで、着実に英語の基礎力を身につけていきましょう。
本書を活用して、英語学習を楽しく続けていってくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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